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大学先輩からのメッセージ

 関信地区国立病院薬剤師会 各施設の詳細は、こちらのページからご覧下さい。

明治薬科大学 2022年卒業
明治薬科大学 H . N
渋川医療センター
・普段はどのような仕事をしていますか?
当院は薬剤師18名、病床数450床(一般病床:294床、結核病棟:46床、感染症病床:4床、重心:106床)の急性期慢性期混合医療を中心とした総合病院です。
現在は調剤・注射業務、抗がん薬調製に携わりながら病棟業務を行っています。主に消化器内科、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器科、整形外科、皮膚科、などの外科病棟を担当しており、持参薬鑑別や薬剤管理指導、抗がん剤の副作用モニタリングに加えて、周術期の休薬管理や疼痛管理などにも携わっています。
加えて、昨年度から新設されたHCUのDI担当として薬物治療の提案や配合変化の相談の業務に従事することになり、より一層他職種と共にチーム医療に関わる忙しない日々を過ごしています。
・職場の雰囲気は?
当院の薬剤部は和気あいあいとした雰囲気で、若手から中堅まで幅広い年齢層です。お互いに協力し合い知識を共有することで、効率よく業務を行っております。病棟では他職種とのコミュニケーションも多く、「頼り・頼られる」相互連携で各々の専門性を活かした治療を取り組んでいます。
・今後の目標や夢は?
3年目の現在、日本DMAT研修や救急認定薬剤師資格の取得に向けて、救急の現場や実施研修で研鑽を積んでいます。
災害や緊急時に即座に対応できる薬剤師としての知識や技術を身につけ、少しでも多くの人々の命を救う手助けができるよう精進していけたらと思います。
・薬剤師を目指す学生へのメッセージ
現在6年生の方、これから6年間薬学を学んでいく学生の皆さんへ。
薬学生になってからは1日中講義三昧の毎日に加え、卒業研究、臨床実習、就職活動等と、想像以上に目まぐるしい日々を堪能しているかと思います。しかし、皆さんが6年間をかけて培った経験や知識は、薬剤師として目の前の患者さんやご家族を支える力に必ずなります。
どうかその事を胸に刻み自信を持って学問に励んでください。心より応援しています。

当院は茨城県のほぼ中央に位置し、第三次救急医療を担う500床の急性期病院です。私が入職した年の10月から病棟薬剤業務を開始することになり、当時1年目の私も病棟担当を任せられることになりました。

私の担当は脳神経外科を中心とする病棟です。この病棟の特徴は、リハビリを目的とした転院患者さんも多く、医療連携に携わる職種と接する機会が多いことです。病棟での業務が慣れてきた頃、当病棟では転院先からの処方に関する問い合わせが多く、それをソーシャルワーカーが対応しているとの話を聞くことができました。薬剤の専門知識をもつ薬剤師による情報提供を行うことで医療連携への貢献ができないかと考えるようになりました。そこで、退院時処方の内容、投与経路、調剤方法、服薬指導の内容等の情報を転院する患者さんのお薬手帳に貼付する取り組みを開始しました。その結果、ソーシャルワーカーへの問い合わせが減少し、転院先の薬剤師からも提供した情報が有益であったとのご意見をいただきました。なお、この結果については学会発表をしています。このように、経験年数が浅い自分でも問題意識をもち解決に向けた行動を実行できたことは大きな経験だと感じています。このような行動を可能にしているのは、互いに切磋琢磨し困った時には相談に乗ってくれる同僚や、適切な指導をしてくれる先輩、提案に耳を傾けてくれる上司の存在だと思います。6年制の実践的な教育を受けられた皆さんの力を発揮する舞台として、魅力的な職場環境ではないでしょうか。

また、当院では他にもがん患者さんを中心とする病棟や循環器系疾患が多い病棟など、様々な領域で薬剤師が活躍しています。若手であっても医療の最前線で活躍でき、それを支援してくれる職場環境が整っている当グループなら、仕事のやりがいがきっと見つかると思います。

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星薬科大学 2021年卒業
星薬科大学 T . Y
国立国際医療研究センター病院

1) 普段はどのような仕事をしていますか?
呼吸内科・呼吸器外科主科の患者さんが多く入院している病棟にて、病棟専任薬剤師として従事しています。担当患者さんの主な疾患は喘息、COPD、間質性肺炎、肺がんです。入院患者さんの持参薬聴取、処方薬の用法用量・副作用モニタリング、カンファレンスへの参加を中心に、様々な業務を担っています。
また、緩和ケアチーム、免疫チェックポイント阻害薬チームの一員としても活動しています。病棟ラウンドおよび定期ミーティングへの参加や、院内外に向けた研修会の開催に関わっています。

2) 職場の雰囲気は?
当院は薬剤師レジデント制度を採用していることもあり、20~30歳前半の若手薬剤師が多く在籍しています。職場としては落ち着いた雰囲気ですが、個々の意見を発信しやすい環境だと思います。

3) 仕事のやりがいは?
月並みですが、病棟業務で関わった患者さんおよび他職種から薬剤に関する相談を頂き、解決に向かった際にはやりがいを感じます。

4) 今後の目標や夢は?
特に免疫チェックポイント阻害薬に興味があり、関連テーマでの臨床研究・学会発表に注力したいです。また、免疫関連有害事象発現時の対応について、近隣薬局との業務連携を更に強めていきたいと考えています。

5) 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
現在、学生時代は考えていなかった薬剤師業務を経験しています。様々な業務を経て自身の興味分野を発見できたので、薬剤師になった暁には是非とも様々な業務を固定概念なく経験してください。

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国際医療福祉大学 2022年卒業
国際医療福祉大学 K . N
茨城東病院
 茨城東病院は肺がん治療を中心とした茨城県がん診療指定病院であり、その他に重症心身障害児(者)及びHIV感染症に関する分野を担っています。さらに、10床の結核病床を有し、結核の最終受入機関としての存在になっています。
1) 普段はどのような仕事をしていますか?
 私は調剤や抗がん剤/TPN調製などの薬剤師の基本的な業務に加えて、結核病棟担当薬剤師として病棟薬剤業務を行っています。患者さんの持参薬鑑別から服薬指導、投薬後の副作用モニタリングなど医薬品の適正使用に関して、様々な薬学的介入を行っています。また、ASTの薬剤師として、医師や看護師、検査技師とともに抗菌薬の適正使用に関して、たくさんの知識が求められているため勉強の日々です。
2) 職場の雰囲気は?
 医師、看護師などの他職種と距離が近く、互いに相談し合える雰囲気です。それが当院のような中規模病院の良さであると感じます。
3) 仕事のやりがいは?
 患者さんに感謝されることです。患者さんを助けるという目標に向かって、他職種と協同し、回復し笑顔で退院されるときが一番やりがいを感じます。
4) 今後の目標や夢は?
 感染制御の認定を取得し、感染領域に関して強みを持つことです。他にも経験したことがない分野があるので、たくさんの施設で経験を積み重ねて、様々な分野に興味を持ち、患者さんをはじめ、医師などの他職種からも頼りにされる薬剤師になっていきたいと思います。
5) 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
国立病院機構は日本最大のグループ病院で、それぞれの施設に特色があります。そのため、自分の学びたいこと・目指したいものなどに触れることができるでしょう。国立病院機構は皆さんが6年かけて勉強したことを、必ずや生かしてくれると思います。国家試験に向けて、日々勉強勉強でとても辛いと思いますが、その知識が患者さんに役立つ日が来ると思います。
国立病院機構の一員として、一緒に活躍できる日を楽しみにしています!

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東京薬科大学 2022年卒業
東京薬科大学 S . T
西埼玉中央病院

 大学を卒業し、西埼玉中央病院で働き始めてから3年目も半ばを過ぎたところですが、忙しくも充実した日々を送っています。
西埼玉中央病院では1年目から病棟での指導業務とセントラル業務、抗がん剤の混注などを毎日シフト制で交代しています。病棟業務では、私は内科、小児科、耳鼻科、眼科を主に診療している病棟を担当しています。0歳児から高齢者までさまざま年齢の患者さんがいるため、言葉の伝え方や薬の説明の仕方などはそれぞれに合った工夫が必要であり、研鑽の毎日です。
加えて、昨年度よりICT・ASTチームに参加しており、週1回のミーティングやラウンド、月1回の感染対策委員会での報告や、地域の医療機関との合同のカンファレンス、また他施設での院内ラウンドなどを実施しています。担当として、他の部署と連携して業務にあたる分、やりがいは大変ありますが、今もまだまだ自分の無力さを感じてしまうこともあります。知らなかったことや新しい情報を全て吸収して、もっと業務に生かしていけるよう励んでいきたいと思っております。
私は、患者さんに直接関わって介入し、経過を実際に確認していきたいと思い病院薬剤師を目指しました。いざ病院で働いてみると、同じ職場の薬剤師の先生や医師・看護師等の他職種、さらには他の施設の薬剤師の先生などたくさんの人と関わりながら、患者さんやより良い医療のために協力する必要があり、責任の重い仕事であると実感します。ですが、介入により患者さんの経過が改善したときや、他の薬剤師の先生や他職種から感謝されたときなどは達成感を感じることができます。
これから入職される皆さまも、ご一緒に国立病院機構で働けることを心からお待ちしています。

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 高崎健康福祉大学 2022年卒業
高崎健康福祉大学 N . A
沼田病院
私は現在、群馬県の沼田病院で働いています。普段は、内服薬や注射薬の調剤、抗癌剤調製、病棟業務、院内新規薬剤登録時のマスタ作成、チーム医療の一環として感染対策チームや抗菌薬適正使用支援チーム、認知症ケアサポートチーム、糖尿病教室へ参加しています。
当院の薬剤師は5名と少数のため、1年目から調剤業務の他に病棟業務やチーム活動、委員会への参加など幅広い業務に従事することができました。また、情報共有のしやすさや薬剤科内の風通しの良さに加え、問題に直面した際に上司や同僚に相談しやすい環境にあります。
患者さんに「ありがとう」「またよろしくね」とお声を頂いたり、医師や看護師などの他職種の方から相談を受けたりした際に責任とやりがいを感じます。また、医療スタッフより、薬剤についての質問を受け、患者さんの治療にその情報が活かされたとき、自分もチーム医療の一員だと実感します。
今後は、より専門的な知識を会得し、日本糖尿病療養指導士や抗菌化学療法認定薬剤師などの認定薬剤師の資格取得のため日々努力していきたいと考えています。
国立病院機構には様々な規模や特色の異なる病院があるため幅広い知識を習得できる環境が整っています。私の場合、多種多様な薬剤師業務を経験する中で、新たな目標や取得したい資格が見つかりました。既に明確な目標を持ち、実現したいと考える人はもちろんですが、様々な業務に携わることで、やりたいことを探したいと考える人にとっても、恵まれた環境だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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 新潟薬科大学 2016年卒業
新潟薬科大学 A . S
渋川医療センター
私は群馬県にあります、渋川医療センターで働いています。国立病院機構に入職した理由は、全国に病院があり多くの施設を経験する機会があること、また最新の治療に触れることができ自分のスキルアップに繋がると考えたからです。基本的に調剤、抗がん剤調製、病棟業務を行っています。病棟業務では、薬剤の選択から投与量、配合変化などいろいろな相談を医師、看護師、その他メディカルスタッフから受けます。また、当院は地域がん診療連携拠点病院のため、多様ながん患者さんが入院してきます。そのためたくさんのレジメンが存在し、新しい薬剤、レジメンがでるたびその作成に関わっています。入職当初から血液内科、脳神経外科などの病棟を担当しており、血液がん、てんかん、パーキンソン病などいろいろな疾患の患者さんと接しています。多職種から気軽に声をかけていただき、また、こちらも声をかけやすい環境となっているので、患者さんの問題を共有しやすい職場となっています。患者さんから、「待ってたよ。来てくれてありがとう。」「話を聞いてもらって、気持ちが軽くなった。」等、言葉をいただいたときにやりがいを感じています。病院薬剤は患者さんだけでなく、多職種と関わりながらの仕事になり、コミュニケーション能力も必要になります。また、担当病棟が特殊な疾患であるため最新の治療や薬剤に触れる機会が多く、自身のスキルアップにも繋がります。今後は認定薬剤師となって、より患者さんの治療に貢献できたらと考えています。薬剤師になるとき、どこに就職するか迷われるかと思います。自身のやりたいこともそうですが、自分にあった職場を選択できるといいと思います。ぜひ一度見学に来ていただき、自分に合っているか調べてみるのもいいと思います。

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城西大学 2020年卒業
城西大学 T . N
国立療養所栗生楽泉園
1.普段はどのような仕事をしていますか?
現在、ハンセン病の後遺症(手足や顔面の神経が麻痺し痛みや熱を感じない知覚障害や手足や顔面の変形による運動障害)をもった入所者を療養する施設に勤務しています。
主な業務内容は、調剤業務(内服薬・外用薬・注射薬の払出し)や配薬業務を実施しています。その他にも感染制御チーム(ICT)や他の病院ではあまり聞きなれない支援の会(入所者のやりたい事を叶えるための活動)にも所属しています。また指導件数は少ないですが、服薬指導にも取り組んでいます。
2.職場(施設)の雰囲気は?
薬剤師は3名と少ないですが、業務に困ったときは相談ができる上司がいます。また医師や看護師、その他のコメディカルとも距離が非常に近く情報交換がしやすいです。
3.仕事のやりがいは?
服薬指導後に処方提案を行い、その後、症状が改善したと入所者から感謝されたときや医師に副作用情報等を提供した後に「ありがとう」と言われたときはやりがいを感じます。
また最近では委員会で抗菌薬の適正使用に関して薬剤師の考えを発言する機会があります。とても判断が難しく、今も模索している状況ですが、やりがいを感じています。
4.今後の目標や夢は?
相手の立場になって考え、薬の相談に応じられるような薬剤師になりたいと思っています。その中で以前より興味を持っている糖尿病療養指導士や抗菌化学療法認定薬剤師の資格を取得したいと考えています。
5.薬剤師を目指す学生へのメッセージ
私は国家試験や国立病院機構の採用試験を受ける時も結果を聞くまでは、順調に進んでいる感じがしませんでした。学生の中には苦しい状況に陥って諦めそうになるときもあるかもしれません。しかし頑張った分は必ず自分にかえってくると思うので諦めずに頑張ってください。皆さんと一緒に働ける日々を楽しみにしています。

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北里大学 2021年卒業
北里大学 N . Y
相模原病院
①普段どのような仕事をしていますか?
普段は病棟業務として持参薬の確認および管理や服薬指導、外来治療センターでの外来抗癌剤治療に関する業務等に従事しています。1年目から3年目は消化器内科中心の病棟を、現在は泌尿器科や耳鼻科に代表される外科中心の病棟を担当しています。3年目以降は、チーム医療としてNSTや褥瘡対策チームなど、多職種連携チームにも参加しています。
②職場の雰囲気は?
薬剤部は年代を問わず堅苦しさのない雰囲気です。
他職種間の距離感も比較的近いと感じています。特に担当病棟の医師、看護師、医療事務の方、栄養士の方とは仕事上でのかかわりも多く、コミュニケーションの機会が多いです。出身大学をきっかけに距離が縮まったこともありました。人間関係には恵まれていると思います。
③仕事のやりがいは?
医師や看護師を味方に付けることが最大のモチベーションです。現実は様々な制約があり理想通りとはいかない分、理想と現実のギャップを埋めていく過程が面白いです。処方提案の受け入れ状況、問い合わせの内容や頻度が変化してくると、非常にやりがいを感じます。
患者さんに覚えていただく機会にも恵まれています。繰り返し介入している患者さんの経過を見守ることができることも、地域に根差した病院ならではのやりがいだと思います。
④今後の目標や夢は?
私自身の薬剤師としての目標は、現場的な感性を発揮し職場に貢献する薬剤師になること、薬剤師も患者さんも医療スタッフも信頼しあって医療に携わり、病気と向き合えるようになることです。
⑤薬剤師を目指す学生へのメッセージ
薬剤師がすべきことは、とても奥が深いと思います。なかなか理想通りにはいきませんが、だからこそ一歩進んだと感じた時の喜びは大きいです。患者さんの生活の質を良くするために、薬学的には何をどのように介入すべきか、考えながら一緒に仕事ができたら嬉しいです。

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東邦大学 2021年卒業
東邦大学 R . H
千葉医療センター
当院は千葉市中央区に位置し410床の病床数を有しています。
・普段どのような仕事をしていますか?
主に内科病棟にて病棟業務(薬剤管理指導業務・TDM業務・チーム医療)を行っています。またその日のスケジュールによっては調剤業務を行う事もあります。
・職場の雰囲気は?
薬剤師24名、薬剤助手3名が在籍しています。困った事があってもすぐに相談できる環境や分け隔てなく接してくれる先輩にも恵まれ暖かみのある職場です。
・仕事のやりがいは?
医師から薬の相談を受け処方提案を行い軽快した際、薬剤師として患者さんの治療に参画・貢献できたという思いからやりがいを感じます。また主な業務として行っている病棟業務・薬剤管理指導業務にて患者さんから感謝の言葉をかけて頂く時にもやりがいを感じます。
・今後の目標や夢
薬剤師として専門を目指す先生方もいらっしゃると思いますが、個人的には幅広く薬の知識を学びどの分野でも活躍できるジェネラリストの薬剤師を目指しています。私は現在4年目とまだまだ未熟です。現場で働き日々の業務から得られるものを活かしつつ理想とする薬剤師像に近づけるよう頑張っていきたいと思います。
・薬剤師を目指す学生へのメッセージ
薬剤師は病院薬剤師だけでなく調剤薬局やドラッグストアで地域医療に貢献したり、企業に勤め薬の情報提供や新薬の開発に携わる事をしたりと社会から幅広い分野で求められている職業だと思います。勉強や実習で忙しい学生生活ではあると思いますが社会人になってからは勉強する時間がなかなか取れません。今ある貴重な時間を活かし学生生活を謳歌しつつ、自分が理想とする薬剤師像に近づける様頑張ってください。

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昭和大学 2021年卒業
昭和大学 K. T
国立がん研究センター中央病院
1) 普段の仕事内容
現在は治験薬管理室に配属され、治験に関わる仕事を行っています。当院は現在治験が約300試験稼働しており、年間100試験ほど新規試験が開始されます。治験薬の調剤はもちろんですが、新規の試験が始めるまでの運用やレジメンの作成をCRAさん、CRCさんと協力しながら行っています。
2) 職場の雰囲気
職場の雰囲気はとても良いです。治験については初めて携わっているため、わからないことだらけですが、都度質問をして教えていただいています。歳の近い薬剤師も多いので日々楽しく働くことができています。食事に行くことや、イベントも最近は多いので薬剤師同士が仲良しです!
3) 仕事のやりがい
がん治療の発展に携われている実感があります。当院で治験をしていたものが新薬として流通し始めると嬉しいですし、やりがいも感じられます。治験と一般臨床はどちらも学ぶから理解できることも多く、良い勉強ともなっています。
4) 今後の目標や夢
今後はがん専門薬剤師を目指しつつ、緩和医療にも興味があるためそちらにも精通できたらと考えています。知識は必ず患者さんを助けることにつながります。がん患者さんの苦痛を少しでも和らげられる薬剤師になりたいです。
5) 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
就職活動する際にはどんな薬剤師になりたいか、何を学びたいか考えると方向性は見えてくると思います。考えて就職した結果今はとても有意義な仕事ができています。机上の勉強は必ず役に立ちます。私自身勉強もっとしておけば良かったと思うこともあります。大変かもしれませんが頑張ってください。最後に大学生活は短いので遊びも勉強も全力でやってくださいね!

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帝京平成大学 2021年卒業
帝京平成大学 N . W
箱根病院
・ 職場の雰囲気は?                                          当院は、神経・筋難病を中心に診療し、医療型療養介護病棟と一般病棟を併せ持つ199床の慢性期病院です。小規模施設であるからこそ他部署との距離感も近く、気兼ねなくやり取りできるところが魅力です。薬剤師は4名と少人数で、年齢の垣根なく気軽に相談し合える環境です。日頃からよく相談しながら業務を進めています。また、薬剤師全員がほぼ全ての業務に携わっており、幅広く経験を積むことができます。
・ 普段の仕事、やりがいは?                                     調剤業務、薬剤管理指導を含む病棟薬剤業務、DI業務、注射製剤の無菌調製、院内製剤の調製等の通常業務に加え、各種委員会、チーム医療に出席しています。アセスメントの他に、患者様はもとより看護師やリハスタッフ、医師等他職種からの要望や相談を受けて処方設計や処方提案を行い、より良い方向へ進めたときは大変やりがいを感じます。日々、患者様やスタッフからの「ありがとう」や「助かったよ」という声に励まされています。
・ 今後の目標や夢は?                                        将来は認定・専門薬剤師を取得し、専門性を有する薬剤師として貢献していきたいと考えていますが、正直なところ、突き詰めたい分野、強く興味のある分野というものを決めかねており、模索中です。現在は褥瘡対策チーム、緩和ケアチームに所属しているため、関わりを持った分野について力を入れて勉強しています。
・ 薬剤師を目指す学生へのメッセージ                               薬剤師として知識を身に着けるのはもちろん重要ですが、現場に出てからはコミュニケーション能力の重要性を特に感じています。何をするにも間に必ず人が絡んできますし、最終到達地点の患者様も人ですので、どこで働くにしても避けては通れないスキルです。最もエネルギーがある学生時代によく学び、よく遊んで、様々な方とのコミュニケーションにチャレンジしてみてほしいと思います。どの職場であっても、皆様と繋がりを持って一緒に働ける日を楽しみにしています。

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帝京大学 2020年卒業
帝京大学 S . W
東京病院
東京病院は東京都清瀬市にあり、結核、非結核性抗酸菌症、肺炎、肺がんなどの呼吸器疾患を中心とした16診療科を有する地域医療支援病院です。
当院の薬剤部は現在薬剤師20名、助手1名で業務を行っております。職場内の雰囲気に関しては、薬剤部内のスタッフ皆が優しく、仕事に対する熱量が高く、何か困った時はお互いが助け合うことのできる、とても親しみやすい職場だと日々感じております。
普段は内服薬や注射剤の調剤業務、抗がん剤調製業務、病棟業務、チーム医療への積極的参画など様々な業務に携わっております。患者さんへの服薬指導時や、医師や看護師などの他職種から薬剤に関する相談を受け対応した際に「ありがとうございます!」と感謝の言葉を頂く時は薬剤師としてのやりがいを感じます。
私は現在ICT、ASTチームの一員として活動しており、感染分野に関わる認定薬剤師の資格取得を目指しています。知識と経験を重ねて引き続き専門性を高め、チームの一員として貢献し、多職種からも信頼されるような薬剤師になりたいと思っております。
最後に、薬剤師の就職先としては病院、薬局、ドラッグストア、企業など様々な場所があり、就職活動時は進路選択に大変悩まれるかと思います。国立病院機構は規模の大きい公的病院グループであり、施設によって特色が異なりますので、異動によるキャリアアップにより幅広く知識や経験を得ることができます。ぜひ、皆さんと国立病院機構で病院薬剤師として一緒に勤務できる日を楽しみにしております。

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東京理科大学 2021年卒業
東京理科大学 K . I
国立精神・神経医療研究センター
●普段はどのような仕事をしていますか?
私が勤務している国立精神・神経医療研究センター病院は、その名の通り精神疾患と神経疾患を専門とする国立高度専門医療研究センターです。私は普段、精神科の病棟担当薬剤師として入院患者さんの薬物治療に携わっています。また、調剤室・注射室のセントラル業務や栄養サポートチーム(NST)の業務も行っています。
● 職場の雰囲気は?
比較的若い薬剤師が多いですが認定薬剤師や専門薬剤師の資格を有する薬剤師もおり、気軽に相談ができる雰囲気です。入職して早いうちから病棟業務やチーム医療などの様々な業務に携わることができますし、自分のやりたいことにチャレンジしやすい環境だと思います。
● 仕事のやりがいは?
どの業務もそれぞれやりがいはありますが、特に精神科の病棟では薬剤指導などを通して患者さんと深くコミュニケーションをとることができ、一人一人に対して適切な薬物療法に携わっていることを実感できます。私が担当する病棟は多職種間の連携が行いやすい雰囲気で、患者さんへの適切な治療を提供するため、薬剤師として意見を述べられることをとてもやりがいに感じています。
● 今後の目標や夢は?
今年度、目標としていた日本病院薬剤師会の精神科薬物療法認定薬剤師を取得することが出来ました。引き続き、その専門性を高めるべく研鑽を積み、目の前の患者さんへの適切な治療に寄与するだけでなく、行っている研究のアウトプットもしていきたいと考えています。
● 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
国立病院機構にはたくさんの病院があります。一般的なことから専門的なことまで幅広い知識をつけながら、自分の興味や関心を惹くことを見つけることができ、様々な経験ができていると思います。また、精神・神経領域にご興味があれば当院で一緒に働けると嬉しいです。

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日本薬科大学 2022年卒業
日本薬科大学 Y . I
国立国際医療研究センター国府台病院
千葉県市川市にある国立国際医療研究センター国府台病院薬剤部は、薬剤師16名が働く落ち着いた雰囲気の職場です。部員数がそこまで多くなく、一人一人が調剤業務、病棟業務、無菌調製業務、発注業務など幅広い業務を担当することになるので、とても勉強になる職場だと思います。私は、ここで3年目の薬剤師として働いていて、現在、調剤業務、発注業務、病棟業務、そしてチーム医療に携わっています。
病棟業務では、消化器内科やリウマチ・膠原病科の患者さんが入院する病棟を経て、現在は糖尿病内分泌代謝内科や心療内科の患者さんが入院する病棟の担当をしています。業務内容として持参薬鑑別や処方薬等に対する服薬指導などがありますが、患者さんから聞き取った内容や検査値から医師へ処方提案を行い、それにより患者さんの病状が改善したり、患者さんから感謝の言葉をいただいた時などにとてもやりがいを感じています。チーム医療としては、感染制御チーム(ICT)、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)に所属し、感染管理や抗菌薬の適正使用につながる取り組みを他職種と一緒に行っています。
今後は、幅広い知識を持つジェネラリストを目指しつつ、ICT、ASTに所属していることもあり、関連する認定薬剤師や専門薬剤師の取得もできればいいなと考えています。
国立病院機構は、たくさんの施設があり異動もあるため、どの分野に興味があるのか決まっていない人も、様々な職場での経験から目標を見つけることができるやりがいのある職場環境です。卒業試験や国家試験の勉強で大変だとは思いますが、皆さんを応援しています。

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慶應義塾大学 2022年卒業
慶應義塾大学 M . T
東京医療センター
・普段はどのような仕事をしていますか?                          内服薬、注射薬の調剤業務、無菌調製業務などの薬剤部内での業務に加えて、病棟業務では、小児科病棟を担当させていただいております。保護者が子供に服薬させる上でのアドバイスや、小児喘息患者の吸入指導、また、医師から薬剤投与量の相談を受けたりしています。小児患者は本当に人それぞれで、治療内容も患者指導も個別化医療の最たるものなのかなと日々感じながら業務を行っております。
・職場の雰囲気は?                                       当院の薬剤部の方々は、気さくで話しやすく、有資格者も多いため、悩みがあった時に必ず具体的な解決策が得られる職場だなと思います。薬剤部内に限らず、他職種とコミュニケーションを取ることがとても大切な仕事のため、「話しやすい」というのは普通のことのようですごく素晴らしいことなのだと思います。そして、私の疑問に的確な答えをくださる先輩方と話しているだけでも日々勉強になっており感謝しております。
・今後の目標や夢は?                                      抗菌薬や感染症に関する研究室に所属していたことから、入職前から感染症領域に興味がありました。入職してから、抗菌薬の適正使用やTDMなど、薬剤師が積極的に介入できる分野があることが分かり、より興味深くなりました。そのため、抗菌化学療法認定薬剤師の取得を1つの目標に日々精進しています。
・薬剤師を目指す学生へのメッセージ                             私は薬剤師を目指して大学に入学し、実際に薬剤師として東京医療センターで働かせていただけるようになりました。仕事は楽しいですが、日々勉強だなと痛感しております。学生の頃の知識と臨床が結びついた時は感慨深いものがありますので、今の勉強が将来の糧になると信じて頑張ってください!

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武蔵野大学 2021年卒業
武蔵野大学 C . T
霞ヶ浦医療センター
1)普段はどのような仕事をしていますか?
私は薬剤師3年目になりますが、調剤業務、抗がん剤調製、無菌調製、外来患者指導、病棟業務、褥瘡対策チーム、院内委員会活動などの業務を行っています。200床規模の病院であるため、固定制ではなく毎日担当業務の割り振りがあり、1年目から薬剤部の業務を幅広く担当します。年々担当させてもらう業務や活動が増え、身の引き締まる思いです。
2)職場の雰囲気は?
霞ヶ浦医療センター薬剤部は薬剤師10名、助手2名で日々業務を行っています。人数が多くないので疑問点や不安なことがあれば相談しやすい環境だと思います。若手・新人も含めた薬剤師と助手全員がそれぞれ意見交換できる環境があると思います。
他職種とも顔の見える関係にあり、「〇〇さん」と相談や声をかえてもらえることも多いです。
3)仕事のやりがいは?
患者さんに信頼してもらえること、他職種から相談をしてもらえることです。親身になって服薬指導を行ったり、日々の業務を丁寧に行ったりしている成果だと思っています。どんなことに対しても前向きに取り組み、調べたり相談したりしながら自分の知識や経験として吸収させることを意識してきて、よかったと思います。
4)今後の目標や夢は?
現在は資格取得を目指して勉強しています。最近は治験業務の見学もさせていただいています。国立病院機構は超急性期から慢性期まで多くの特徴的な病院があるので異動も含め、様々なことに興味を持ち、挑戦していきたいです。
5)薬剤師を目指す学生へのメッセージ
薬剤師の就職先はたくさんあると思います。中でも病院薬剤師は治験の段階から調剤・調製、臨床における薬物療法まで、とても広い範囲で関わることのできる可能性があります。興味のある範囲がある方、まだない方、いろいろ経験したい方、ぜひ一緒に働きませんか。お待ちしています!

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千葉科学大学 2019年卒業
千葉科学大学 K . K
まつもと医療センター
 当院の薬剤部は薬剤師15名、薬剤助手2名の計17名で業務を行っています。職場はとてもアットホームで、分からないことや困った際に相談にのっていただける働きやすい環境です。また業務外では、とても自然に囲まれた場所なので、夏には登山や、冬にはスノーボードを楽しんだりしています。
 3年目になる私の現在の主な業務は調剤(内服、注射)、抗がん剤調製、製剤業務、病棟薬剤業務、NSTチームです。病棟薬剤業務では呼吸器内科病棟の担当として、幅広く業務を行っています。薬剤師として主に相互作用、副作用の早期発見、医師への処方提案などを行い、他の医療従事者とチーム医療で取り組んでいます。自分の考えや提案が取り入れられた時は喜びを感じ、自分がチームの一員だと実感します。患者さんが退院される際に「小林さんのおかげで安心した、ありがとう」の言葉をかけられたことが今でも良い記憶に残っています。私の薬剤師としての理想像は安心を届けられる薬剤師だと思っています。
 今後は、専門的な知識を深めて認定薬剤師等の取得を目標に日々努力していきたいと思います。
 国立病院機構は全国に数多くの病院があります。それぞれの特色があり幅広い知識、経験を積むことができます。また目標は無いけれど病院薬剤師として働いてみたいと思っている方も各施設経験することで目標を見つけられるかもしれません。こういったことができるのが、国立病院機構の強みだと思います。最後に皆さんが無事国家試験に合格し、一緒に働ける日が来ることを楽しみに待っています。頑張ってください。

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日本大学 2021年卒業
日本大学 Y . M
甲府病院
1. 普段どのような仕事をしていますか?
当院の薬剤部は薬剤師8名、薬剤助手1名の計9名と比較的少人数で構成されており、調剤業務や院内製剤業務、抗がん剤の調製、病棟業務、手術室業務、薬品管理、DI業務など様々な業務を担っています。病棟業務では患者さんへの服薬指導や持参薬鑑別に加えて、医師や看護師など他職種からの相談にも対応し、チーム医療ではNSTやICT・AST、褥瘡対策チームなどのチーム医療に参加することで安全な薬物治療に貢献しています。
現在、私は整形外科病棟の主担当として病棟業務を行いながら、医薬品の発注・在庫管理、外来化学療法患者に対する指導などを行っています。より良い医療を提供するために、他職種と情報共有し、その中で薬剤師として提案したことが治療に反映された時や患者さんから感謝の言葉をいただいた時はこの仕事のやりがいを感じます。
2. 職場の雰囲気は?
少人数の職場であるため、分からないことがあったときには先輩、後輩関係なく誰にでも気軽に相談しやすい環境です。また、認定資格を持った薬剤師も在籍していることから、専門的な相談にも対応できています。少人数ながらもお互いに助け合いながら日々の業務を行っています。
3. 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
国立病院機構は全国に数多くの病院があります。施設ごとにそれぞれ特徴があり、複数の施設で知識や経験を積むことができます。自分の興味ある分野や目指す薬剤師像が決まっている方はその分野に特化した施設で働くこともできますし、漠然と病院薬剤師として働きたいと思っている方も様々な施設を経験することで、薬剤師としての目標を見つけるきっかけになるかもしれません。卒業後の進路の選択肢は様々あります。その中の一つとして、国立病院機構の病院薬剤師も考えていただけたら幸いです。

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城西国際大学 2020年度卒業
城西国際大学 W . Y
国下総精神医療センター
・普段はどのような仕事をしていますか?
下総精神医療センターは東京ドーム約4個分の敷地面積があり、主な診療科には、精神科・神経科心療内科があります。当院の特徴は医療観察法指定入院病棟や薬物乱用・中毒専門病棟など全国でも数少ない専門の治療ができることです。
主な業務としては調剤業務、薬剤管理指導があり、今後は無菌調整業務も行っていく予定です。
・職場の雰囲気は?
当院は薬剤師数5名と少ない人数ですが、和気あいあいとした雰囲気であり、とても風通しの良い職場です。また、小規模であるからこそ他職種とも密接に関わることができとても充実した日々を過ごせてます。
・仕事のやりがいは?
患者に指導に行った際、「ありがとう」と言ってもらえることが一番やりがいを感じる瞬間です。また、退院後も外来などで見かけると声をかけていただいたり、実際に退院した患者さんからお手紙をいただいたときは一生懸命指導を行ってよかったなと嬉しく思いました。
・今後の目標や夢は?
今後は専門分野の認定薬剤師の取得を目指しています。また、患者さんや他職種から頼られるような薬剤師になりたいと思っています。
・薬剤師を目指す学生へのメッセージ
国立病院機構には様々な機能を持った病院がたくさんあり、幅広く専門分野について学ぶことができます。また、異動する度に出会いがありたくさんの人と関わることができることも国立病院機構の魅力だと思います。卒試や国試など薬剤師になるためには越えなければならない壁がたくさんあると思いますが、早く皆さんと一緒に働ける未来を楽しみにしています。

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千葉大学 2020年度卒業
千葉大学 A . K
災害医療センター
 災害医療センターは東京都立川市に位置する三次救急医療機関です。入院・外来治療のほか、広域災害医療の基幹病院として災害時の救援・救護やそれらに対応するための教育活動も行われています。
当院の薬剤部は若手から複数の職場での勤務歴を有する先輩方まで、幅広い世代の薬剤師が在籍しています。専門分野や薬学的介入を行う際の視点も皆さん異なるため、日々新しい知識や技能に触れることができ、非常に勉強になります。またどなたも親身に相談に乗って下さるため、疑問や不安を抱え込むことなく業務に取り組むことができます。
 入職後は調剤、抗がん剤調製等の中央業務に加え、病棟業務にも従事しています。私が担当する病棟は耳鼻科、眼科など入院期間が短い患者さんと、救急科、脳神経内科などの重篤で長期入院を要する患者さんが混在する病棟です。病状や治療内容の変化速度が患者さんごとに大きく異なるため、日々患者さんの治療経過を確認し、介入すべき点を見逃さないよう気を配っています。考えることが多く責任重大な業務ではありますが、自分の提案によって患者さんの状態が改善したり、薬剤管理の負担を減らせたりした時には大きな達成感を得ることができます。
 今後は医師だけでなく看護師、栄養士など幅広い職種の方とも連携し、効果的な介入の機会を増やしていきたいと考えています。また急性期医療や災害医療にも取り組みたいと思っており、救急認定薬剤師の取得やDMAT参加を目指した勉強を継続しています。
 大学までの勉強とは異なり臨床現場で遭遇する問題は明確な正解がないことも多々あります。しかし、その中でより良い結果に至るためには皆さんが学んでいる基本的な薬学的知識と、コミュニケーション能力が不可欠です。今学んでいる内容が活きる時は必ず来ますので、何事も無駄と思わず研鑽を続けていって下さい。

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横浜薬科大学 2020年度卒業
横浜薬科大学 K . M
さいがた医療センター
私は、調剤業務に加え、毎週月曜日はクロザピンのカンファレンスに参加し、患者さんの状態を多職種と共有しながら、患者さんの治療方針を決めています。さらに、クロザリル管理薬剤師だけでなく様々な委員会にも参加しています。
職場の雰囲気についてですが、私が働いている部署はとても和やかで、先輩薬剤師とも気軽に話せる環境です。困ったことがあればすぐに質問でき、ちょっとした雑談も交わせるため、職場全体がリラックスした雰囲気です。また、先生方や他の医療職との交流も盛んで、運動したり、食事に行ったりすることもあります。こうした関係性があることで、仕事が一層楽しく感じられます。
仕事のやりがいを感じるのは、やはり患者さんの治療に関して先生方と積極的に意見を交わし、薬剤の変更提案ができることです。治療方針について話し合い、必要に応じて薬の増減を決定していく過程は、患者さんの回復に直接貢献していると感じられる瞬間です。特に、長期入院していた患者さんが無事に退院できる姿を見たときには、非常に達成感を感じます。
薬剤師を目指している皆さんには、ぜひ臨床の現場で感じるやりがいや、多職種との連携の大切さを知ってほしいと思います。薬の専門家として、医療チームの一員として、患者さんに最善の治療を提供できる薬剤師という仕事は本当に魅力的です。ぜひ、勉強を続け、いつか一緒に働ける日を楽しみにしています。

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昭和薬科大学 2020年度卒業
昭和薬科大学 S . T
まつもと医療センター
私は今年で薬剤師歴5年目となりますがこの3月迄は山梨にある甲府病院で働いており4月から長野のまつもと医療センターに異動となりました。           今の病院では病棟での服薬指導等の薬剤管理指導業務や中央の調剤業務、無菌調製や薬務業務等の事務、医薬品の在庫管理など様々な仕事を担当しています。そんな私の今後の目標としては、小児薬物治療認定薬剤師の資格を取得することです。                                                  私は薬剤師として前職場に入職して1年目から小児科病棟を担当させていただきました。そして現在も小児科や複数の診療科のある混合病棟を担当させていただいています。日々小児の患者の服薬指導を行っていますが小児は成人とは薬物動態も異なり、薬の用法用量も一人ひとり年齢や体重等に合わせたものとなるため確認しなければならないことは多いです。また患者さんが内服できているかの確認も重要であり保護者への聞き取りを行い、上手く内服できていない際には理由を確認、場合によっては他の剤形への提案を医師へ行ったり、また保護者からの飲み合わせについての質問の回答であったりと薬の副作用以外の知識も多く必要です。ですがその分やりがいもあり、今後さらに知識を伸ばしていくためにも認定資格を目指したいと思っています。                                             今後薬剤師を目指すみなさん、当然ですが現場に出たら大学や実習だけでは学びきれなかったことがたくさんあります。それらを学んでいくことは大変と感じることも多いですしモチベーションの維持も重要となります。私の所属している国立病院機構グループではグループ施設間での異動が少なからずありますが、私は異動によって新しい環境で学ぶのが様々な知識を得られる機会でありモチベーションとなると思っています。様々なことに挑戦したい方はぜひ国立病院機構を検討してみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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 関信地区国立病院薬剤師会 各施設の詳細は、こちらのページからご覧下さい。

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