箱根病院
箱根病院 |
所在地 |
神奈川県小田原市風祭412 |
薬剤部(科)ホームページ |
https://hakone.hosp.go.jp/shinryo/yakuzai/index.html |
病院概要 |
箱根病院は、小田原市の中心地よりやや南西部の丘陵地帯に位置し、空気清涼、気候温暖で患者の療養生活には極めて好適な環境にあります。標榜診療科は内科、神経内科、整形外科、泌尿器科、リハビリテーション科、歯科となっています。 当院は、かつて全国唯一の「国立脊髄療養所」でした。昭和 51 年に政策医療として筋ジストロフィー(成人に限定)疾患診療施設の指定を受け、筋ジス病床 40床を設置して診療を開始し、同時に筋ジス周辺疾患、脳卒中の診療も開始しました。その後平成 21 年から神経筋難病患者のレスパイト入院を開始しました。 平成 24 年に「神経筋・難病医療センター」を副名称とし神経難病患者を中心とした医療を展開しています。当院には、障害者総合支援法に基づく療養介護事業での療養介護病棟と一般・障害者病床があります。療養介護病棟には主に筋ジストロフィー患者、神経難病患者が入所し、看護師のほか療養介助専門員及び療養介助員が生活支援を行っています。一般・障害者病床では短期入所事業やレスパイト入院を通して、在宅療養の継続をサポートしています。 箱根病院が社会で果たす役割は、政策医療として神経筋難病における専門医療の提供、医療と福祉の機能的補完連携、総ての職種で臨床研究の充実と医療への還元、神奈川県における難病医療の中心を担うことです。 |
薬剤部概要 |
当薬剤科は薬剤師4名、薬剤助手1名の計5名で業務を行っています。 当院ではビルテプソ点滴静注、ネクスビアザイム点滴静注用、ソリリス点滴静注、ウィフガート点滴静注を取り扱っており、これらは高額医薬品であるため無菌製剤処理料の算定対象外ですが、破損や誤調製対策として薬剤師が調製を行っています。また、投与間隔が設けられているため査定対策として抗がん剤同様のレジメンチェック表を作成し、投与間隔、投与量等の確認を行っています。 予定入院の持参薬については、MSWから持参薬の情報をいただき、代替薬を事前に検討し医師に提案しています。入院患者の内服定時処方については、全病棟においてカートセットを行い、処方変更や中止指示が出た場合も病棟担当薬剤師が対応をしています。内服薬は定時処方、臨時処方の区分を問わず原則一包化調剤とし、看護師の予薬業務軽減や患者様の服用間違いの観点からAB方式を採用しています。 また、神経難病という患者さんの特徴から経管投与の薬剤が多く、全病棟を対象に簡易懸濁法を導入しています。調剤においてはランソプラゾールOD錠など懸濁条件がある薬剤は、単独分包としてルート閉塞を防いでいます。 |
研修施設(薬剤師関連) |
なし |
施設・薬剤部写真 |