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信州上田医療センター

信州上田医療センター
所在地
長野県上田市緑が丘1-27-21
薬剤部(科)ホームページ
https://shinshuueda.hosp.go.jp/drug_sector.html
病院概要
 信州上田医療センターは、「真田丸」で有名な真田一族を生んだ386-0000にあります。この辺りは上小(じょうしょう)地域と言い、上田市・東御市と小県(ちいさがた)郡の青木村、長和町を含む一帯を差し、当院は地域の中核病院になります。この地域は長野県の中でも医師数が少ない地域で、一般病院が輪番体制で救急当番をしており、それらの病院では対応できない時のバックアップ病院となる急性期病院として機能しています。病床数は320床、病棟は8病棟で、地域医療支援病院、地域がん診療病院、地域災害拠点病院となっています。
 がん診療に力を入れており、通院治療センターでの外来がん化学療法では年間7,000件を超える抗がん剤治療を行っています。また周産期医療では、病院のすぐ隣に上田市立産婦人科病院がありますが、当院でも平成26年から分娩を再開しており、また体制も整ってきていることから、令和3年9月に当院との医療機能の再編、集約化について上田市より方針案が出されています。今後、当院が高度な周産期医療を担っていくことになると思われます。
薬剤部概要
 信州上田医療センター薬剤部は、薬剤師17名(非常勤薬剤師1名を含む)、事務助手3名(管理課所属1名を含む)の20名で業務を行っています。病棟薬剤業務実施加算を算定しており、8病棟で薬剤師が入院患者の持参薬鑑別、服薬指導、TDM、規制医薬品の管理、医療者からの相談応需などに対応しています。また通院治療センターでは、がんの認定資格を持った薬剤師が、化学療法を行っている患者への服薬指導、副作用確認、またレジメンのチェックや医師からのレジメン内容の相談など行っています。抗がん剤は全て薬剤部で無菌調製しており、調製者だけでなく、他の医療者への抗がん剤曝露に注意しながら調製を行っています。
 当院では令和3年7月から入院サポートセンターが立ち上がっており、薬剤師は手術や内視鏡予定の患者に対して、持参薬の確認、術前休止薬の確認を行っています。術前休止薬がある場合、入院前に休薬していないと手術が中止になることもあり、入院サポートセンターでの確認は非常に重要な業務となっています。また理解力不足の患者さんの場合などは、調剤薬局に向けた休薬依頼書を発行し、かかりつけの薬局で休止薬を抜いてもらうなどの対応をお願いしています。
 院内のチーム医療では、院内感染対策チーム(ICT)や、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡対策チーム、医療安全対策チームなどに薬剤師が参画しています。調剤業務、病棟業務と合わせて、各自専門性を高めるため、専門・認定薬剤師の取得を目指しています。現在、在籍している専門・認定薬剤師資格は、認定実務実習指導薬剤師、外来がん治療認定薬剤師、日本糖尿病療養指導士、感染制御認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本DMAT隊員、公認スポーツファーマシスト、医療情報技師、吸入療法アカデミー認定吸入指導薬剤師、認定クリニカル・トキシコロジスト、初級呼吸ケア指導士となっています。
研修施設(薬剤師関連)
日本臨床腫瘍薬学会(がん診療病院)
施設・薬剤部写真

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